カタディオプトリック型 |
口径・焦点距離からすれば非常にコンパクトで使い勝手が良い鏡筒です。 シュミカセはピントが甘いと思われがちですが、調整が良いものは良く見えます(ハズレ もたまにある)。主鏡を動かしてピントを合わせる方式なので、高倍率の時のピント合わせ では天体が視野からはずれることがたまにあります(ミラーシフト)。神経質な人はこれが わずらわしく思うでしょう。ラックピニオンの接眼部をオプションで取り付けることも可能 です。 カセグレンはシャープで、ピント合わせはほとんどの場合ラックピニオン方式なので、ミ ラーシフトもありません。価格的にはシュミカセと同じくらいですので、どちらを選ぶかは 好みの問題だけだと思います。 口径としては20cm以上あればレデューサの使用により星雲も見え、多種の天体に向い ています。経緯台方式で鏡筒と架台がセットで販売されているもので自動導入装置が付いて いるものをよく見かけますが、とても便利なのでお奨めです。