2019年08月18日

科学の祭典


8/18(日)に毎年恒例の科学の祭典に参加しました。
参加者;O田さん親子、Y野さん夫妻、T成 の計5名です。
今年の開催場所は、国東市役所に併設されている文化施設「アストくにさき」で
す。右側が市役所、左側が図書館や音楽ホールのある立派な建物。天文協会は
そのすぐ前に陣取っています。方角的には南側が完全に開けていて最高の
ロケーションだったのですが、写真に見えるとおり、すぐ横まで駐車場が迫って
いて、車が入って来るようになると、実は隠れて全然見えなくなりました。

朝からず〜っと曇天で、16時ごろまで全く観測できなかったです。
結構にぎわっているようですが、この日の最大瞬間風速! ですね。
お客さんは望遠鏡も見れないのに話を聞いてくれています。

そのうちポツリポツリと雨粒のようなものが少しだけ感じられてきたので、取り
敢えず、ソーラープロジェクター(段ボール製)とY本会長から借りたコロナド
だけは室内に避難させました。

しかし、いつまでも雲を見上げていても埒が明かないので、太陽観測から地球観
測に目的変更!PENTAX75で遠くのNTTの電波塔の先端を見せています。
また、同じく近くの工場の壁を双眼鏡で観察。

太陽も西に傾き、そろそろ店じまいが近くなったかな〜 と思い始めたころに、
ついに太陽が雲越しではありましたがなんとか顔を出しました。今年も入場者数は
1000人を超えたとのことでしたが、最後に運のよかった十数人だけが太陽を望遠鏡で
観察できました。地面の影の薄さからどの程度の太陽が見れたのかはお察し下さい
ませ。それでも、太陽を初めて望遠鏡で見た! と感動してくれたお母さんもいて、
とりあえずは目出度し目出度しでした。もちろん残念ながら、この照度ではソーラー
プロジェクターもコロナドも出番はありませんでした。残念!!

室内では、N野先生が天体からの光を分光観測する仕組みを電熱球(右)と蛍光
ランプ(左)を実際に分光して体験させていました。

まずは、参加者の皆さん、おつかれさまでした。来年は晴れるといいなあ・・・。