2019年08月17日

岡・森子ども会交歓キャンプ星空観察会


日出町豊岡地区公民館で日出の子どもたちと玖珠町森の子どもたち約60名ほどの
交歓キャンプ星空観察会に大分県環境教育アドバイザーとして行ってきました。

この行事は、江戸時代に日出町豊岡地区が森藩の領地の一部で、参勤交代の折に
豊岡地区より船に乗り江戸へ旅立った史実から、昭和51年より始まり、
日出町と玖珠町で交互に会場を移しながら毎年開催しているそうです。
歴史的につながりの深い日出町豊岡子ども会と玖珠町森子ども会が交歓キャンプを
通じて相互の親睦を図り、ふるさとの歴史を訪ね、子ども会として集団活動を体験
することで、豊かで明るくたくましい子どもたちを育成することが目的だそうです。

心配された台風も過ぎ、真夏の暑い、絶好のキャンプ日和となりました。

海岸で海の活動やバーベキューを楽しんでくたくたで帰ってきた子供たちですが、
ドラム缶風呂に入ったら元気もりもり、羨まし体力です!

19:30原着し、準備をして20:30〜21:30まで今夜の最後のイベント天体観察会を
行いました。

夕方から薄雲が出て霞んで透明度はいまいちでしたが暗くなったら、木星土星が
良く見えてます。その木星・土星をDOB25pで観察してもらいました。
望遠鏡観察の指導はY本H美さん!木星の衛星の図を片手に奮闘してました!
木星はその縞模様とガリレオ衛星の3つが良く見えたようです。土星は無論「輪」
が有名ですが、今夜の子供たちはなぜか「眼」のように見えると騒いでしました!
なるほど!

土星を見終わるころから雲が増えてきましたが昇ってきた大きな月も見てもらい、
眩しい!!!と大騒ぎでした。月に関しては、5円玉をみんなに渡し、その穴の
中に月が入って見える、実際の月の大きさは小さいことを体験してもらいました。

60人に対して望遠鏡1台は少なかったようで行列ができましたが、待っている間に
星座の説明や質問コーナーを行いました。元気の良い子供たちからはひっきり
なしに質問が飛んできてひと時も静まるときはありませんでした!
質問の1/3はブラックホールと宇宙人!定番の大人気ですね!