2019年07月27日

久住高原・星空の巡り


今年から毎月第四土曜日に変更になったくじゅう花公園で開催される
星空観望会にY本夫婦で応援に行ってきました。

記録的に遅い梅雨明けで、星が見えずウンザリしていましたがようやく梅雨が
明けてもすっきりした星空は見えず反面、蒸し暑さは半端ない日が続いていました。
そんな時は、800〜1000mの久住高原に行くのが一番、第四土曜の星空の巡りは
とても楽しみです!

7/27、天気予報はあまりよくありません。高原ですから天気予報の一部地域では
にわか雨が・・という一部地域によく入りますから心配ですが、晴れることを
信じて出撃いたしました。

明るいうちに到着して花公園内を散歩し、夕食に日田焼きそばなどを食べて
日暮れを待ちます。

18時過ぎに、観測班のK地さん・Y師寺さんが到着しましたので、3台の望遠鏡の
設営をお手伝い!その間、雲がどんどん増えてきますが、その動きや風向きを
見ていますと、何とかなりそうな気がしてきました。

19:00からライブコンサート開始、素敵な演奏ですが天気が心配でまだまだ
明るい空を見ていたら雲間に木星発見!!!!
早々担当の8センチ屈折望遠鏡を向けると小さな木星が青空に見えました。
コンサート中ではありますが、雲の動きが心配ですから邪魔にならない範囲で、
周りにいたお客さんに声をかけ見れる方から見てもらい始めました。

19:30からは馬場先生の「星のお話」ですがこのころには雲が少なくなってきて
土星も見えてきましたので、B場先生の判断で先に土星・木星の観望を行いました。
「星は見えてるときに見るもの!!」の鉄則通りの臨機応変の進行は流石です!

今夜は、夏休みの土曜日と言うこともあり、満員のキャンプサイトのお客さん
だけでなく観望会目当てのお客さんもいっぱいでした。相変わらず福岡からの
お客さんが多いですが夏休みと言うことで家族連れ、小さなお子さん連れも
多かったです。わざわざ久住まで来るだけあって皆さんとても熱心ですから
こちら側も遣り甲斐がMaxです!

一通り、2大惑星を堪能してもらえたので、安心して星の話に移りましたが、
その間も観測サイトでは惑星や二重星、星座の解説、望遠鏡の使い方相談等を
行っていました。

星の話が済んで、観測サイトでB場先生が星座などの解説をしていると、
会場が騒然となります!
「何あれ?!「わー!流星だ!」「凄い!」
「初めて見た!」「きゃー!!!」
そんな中、冷静な馬場先生の解説・・
「あれは流星で・・火球と言って・・大きさは・・」
などとお話してました!

私は望遠鏡に張り付いていたので、声に驚いて振り返りましたが明るい流星
(多分−5等くらい?)の後半の部分が立ち木に隠れ居ていくのが見れました。
今夜の来場者の方は本当にラッキーでした!ちなみに、観望会記録用のタイム
ラプス撮影の写真の隅っこにちょっとだけ写っていました!

この後も、人工衛星を見たり、園内の電気をすべて消して、雲と見間違える
くらい濃い天の川を堪能してもらい、名残を惜しみながら終了時刻となりました。

途中、遠くで雷の音がしたり、雷光が見えたりしましたが
くじゅう付近は結局雨も降らず、終わりの頃には
快晴(快星)の空となり、良い方向に天気予報が外れ
万々歳でした!!!