2019年03月17日

大洲市徳森仮設住宅観望会


昨年10月に続き、2回目の訪問でした。
会場が仮設住宅すぐ横のグラウンドという事もあり、30名ほどの
皆さまに月や昴、オリオン大星雲などを堪能いただけました。
30分ほど経った頃、車椅子のおばあちゃんが旦那さんと会場に
いらっしゃいました。初めてお会いする方でした。
「10月に天体望遠鏡のイベントをしてくれたと聞いてたけど、
ちょうど脚の手術で入院中だったのよ。あの時は残念だったけど、
また来てくれて本当に嬉しいです。」と仰っていただきました。
「何十年も前になるけど、娘にせがまれて天体望遠鏡を買って
やってね。月や惑星は楽しく観察できたけど、昴やナントカ星雲に
望遠鏡を向けるのは本当に難しくてねぇ・・・。
しまいこんだままだった望遠鏡は、7月の雨で家財といっしょに
流されちゃったの。こうやって数十年後に、ようやく昴を観る
ことができて良かったわ。こんなにキラキラしてるのね。」
数分間、じっとアイピースを覗き込んでいらっしゃいました。
いっしょに準備を進めてきた社協スタッフさんが、屋外用の
ストーブや暖かいお茶の準備など防寒対策についてご提案や
主体的な行動を起こしていただけた事も、とても有難かったです。

By H頭