
主な内容:
星が綺麗な大分県、その中でもトップクラスの久住(くじゅう)・九重(ここのえ)!
その九重にある青年の家で、観測会及び天体写真撮影会が企画され、その講師を依頼
されましたので5名が対応いたしました。
あいにくの雨となりましたが、折角遠くまで来てくれた参加者の皆さんに喜んでもらう
べく以下のような雨対応を企画しました。講師の皆さん、遠路ご苦労様でした!!!
1.スマホ撮影練習中
15時に集合して準備しました。K端副会長自作の3Dプリンター製のスマホ
アダプターを使っての土星の撮影の練習をしました。
2.プラネコックピットのN須さん
講座の場所は、青年の家のプラネタリウム室です。ミノルタ製のMS-10が鎮座して
います。そのコックピットにてN須さんがポーズを!・笑
3.天体写真講座解説中
開会式・挨拶などがすんで、まずは天体写真の撮り方講座。今回は、デジカメ固定
撮影とスマホを望遠鏡に付けての土星の撮影です。まずは、市販のカメラの固定
撮影でどのような星空が撮れるかをいろいろ紹介いたしました。 次にデジカメを
使っての撮影方法を協会作の資料に基づき解説しました。ついでにお土産として、
10月の星空観察の手引きも作成しましたので配布し説明いたしました。
以上はY本が解説を行いました。続いて、K端さんがスマホを望遠鏡に付けての
撮影解説を行いました。
4.プラネの星空を撮影
解説の後は撮影会です。雨が降ってましたから当然本物の星空撮影は無理ですので、
プラネを利用してその星空を撮影してみることにしました。カメラを持ってこな
かった方には講師のカメラをお貸し、それぞれに講師がついて指導させていただき
ました。ただ、お持ちのカメラはコンデジばかりで、流石の星屋の講師も初めての
コンデジで操作がわかり難い事が多く苦戦しましたが何とか皆さんプラネの星空を
写せたようです!!! 特に自分のカメラで写した方など大喜びでした。
一点だけ・・・実際のピントは無限大ですが、プラネの星空を撮影する時は無限で
ないのであしからず・・! 撮影した星空は如何でしょうか?
天の川もしっかり(赤みが強いが)写ってますし星像も綺麗ですね!
このプラネはミノルタ製のMS-10のアナログ機ですが青年の家が1983年開所です
から約34年たってますがまだまだしっかり活躍しています。アナログ投影機は
デジタル投影機に比べ多機能ではありませんが星像などは綺麗です。投影ドームの
メンテなどあまりやっていないと思われるので明るさが多少落ちてることを考慮
するととてもいい状態です。ただ、操作する方が、専門の職員がいるわけで無く
青年の家の職員の中の数名が操作するだけなので普段は、決まったプラネ番組を
投影するだけだそうです。今回、プラネの星空撮影に当たって、星の日周運動も
撮影したいと希望したのですが、プラネ番組をセットしてるのでマニュアル操作
をすると番組のセットが解除されるかもしれないので勘弁してくださいと断られ
ました。事前に頼んでいたら対応できたのでしょうが急なお願いで申し訳なかった
ですが・・・普通出来ますよね?
担当の方は学校の先生の様で、特に専門家でなく単に担当の様でした、数年間居て
転勤されるでしょうから仕方ないかもしれませんが、もったいないですね。もっと
メーカーさんが行う研修会や、各団体の講習会・研究会などに参加して勉強でき
ないものでしょうか?
個人的な話で申し訳ないですが、この青年の家、Y本が以前いた設計事務所で設計
した建築で、そのチームに属していましたからプラネは特に思い出深く懐かし
かったです。
5.望遠鏡+スマホ撮影会
続いては望遠鏡にスマホをくっ付けての土星・月の撮影体験です。こちらも本物の
天体は無理なので本物の土星と月を撮影した写真を廊下の突き当りに貼ってそこに
望遠鏡を向け撮影しました。
6.望遠鏡で土星(の写真)観測中
撮影する前に、本物の土星(の写真)をみんなで見ました(笑)
7.スマホで土星(の写真)撮影中
スマホは、K端副会長が3Dプリンターで作ったスマホアダプターを付けて望遠鏡に
セットしました。使い勝手の良いスマホアダプター…流石工作の名手:K端氏です!
土星の写真は、廊下のずーと奥の突き当りです!
8.カッシーニの冒険解説中
最後に、カッシー二のNASAの動画を紹介してその活躍・成果などを皆さんにK端
副会長が解説いたしました。この場で終わりの会もしましたが、N須さんから
参加者に星座のグッズなどがプレゼントされました。終わった後、参加者の子供
たちが一緒に記念撮影てくださいと言って来て講師の皆と一緒に写りましたが、
嬉しい申し出でした!!
9.観測会の天文協会スタッフ5人衆
今回講師で参加した天文協会員です、皆さんお疲れ様でした!
(by 事務局)
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