2013年7月27日

月例観測会



当日の天気予報は曇り、降水確率30%ですから
観測会には不適の条件でしたが、夕方から薄日が
さしてきましたので、だめ元でいつもの観測会場に
出発しました。
自宅から観測地まで夕方の時間帯は1時間15分くらいかかります。
山道に入り後、30分くらいのところで、携帯に着信。
「事務局さんまだ来ないんかえ?」と会員のTさんからでした。
「Tさん、もう到着してるんですか?」
「18時から来ちょんで! あとMさんも」
こんな天候ですが、すでに2名到着しているそうです。
今夜は誰も来ないかなと思ってましたから、嬉しくなって
ついついスピードアップ!・・・20分で着いてしまいました(汗)

到着してみると、天候は雲量7(雲と晴れの割合:7割曇り)
くらいの曇り・・・あまり観測には適しません。
それでも、西の低空に明るい金星、南西の空には土星、
東には夏の大三角が見えていますから、思っていたより
何とか成りそうです。
とりあえずまずは観測会の集合写真を記録として撮影し
いよいよ観測会スタート!

すでにセッティングされていたMさんのミューロンで
土星を堪能させていただきました。
機材のクールダウンが十分でないのか? シーイングが今一なのか?
土星の像はゆらゆら落ち着きませんが、それでも今夜も見れた
輪の美しくみえるその姿に来て良かったと思いました。

Mさんは、その後、ビデオカメラや新規導入のCCDカメラでの
土星撮影に入りました。 結果は、画像の現像と処理が終わったら
報告お願いしますね!

Tさんは、最近購入されたN社のフルサイズデジ1を頑丈な
三脚にセットして、待機中でした。
雲が多くなってきて、中々撮影構図が取りにくいようでしたが
みんなで、あっちが良い、こっちが良い・・・と言いながら
撮影機会を狙っていました。
ところがこの頃から、遠く久住の方向に大きな稲光が光りだしました。
雷の音は聞こえませんからかなり遠いようですからすぐの危険は
無いようですが、星の撮影などをしているのその稲光の強烈な
明かりは悪影響です。
稲光の光る間を縫って、Tさんは夏の大三角やいて座の天の川を
撮影されていました。

事務局Fは、来週末の観測会の予行練習を兼ね、
夏の星座観望をいたしましたが、雲間を通過する人工衛星を
見ることが出来ましたし、大三角の中を1等星より明るい
流星が流れるにも見れました・・・ラッキー!!!

土星の次にMさんは、Tさん同様に星野の撮影を始めました
22時前には雲が多くなり、月のでも間近となりましたので
本日の観測会は早めに終了することとなりました。

だめ元で集合した面々でしたが、そこそこ観望でき
楽しめましたし、市内より4〜5度は低い気温と
涼しい風で癒されそれなりに満足できたようです。

(by 事務局)